西表島 動物
■島の動物は貴重な生き物ばかり。
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西表島は、イリオモテヤマネコを始めとする貴重な動物が生息する島で、島の約１３％が国指定西表鳥獣保護区域（希少鳥獣生息地）に指定されています。
西表島の独特な動物（生物相）は、大陸と陸続きになったり島になったりと劇的な変化を遂げてきた島の成り立ちに原因があり、その変化の中、島に渡ってきた生き物たちは、ある種は絶滅し、ある種は独自の進化の道をたどり、現在の動物になったと言われています。
西表、島内の動物は、世界中でこの地域にしかいないものが多く、ここからいなくなることは、地球上から絶滅することになります。現在西表島で、天然記念物（日本の貴重な自然で、学術上価値の高い動物、植物、地質・鉱物など）に指定されている動物は、
■特別天然記念物の「イリオモテヤマネコ」「カンムリワシ」「コウノトリ」などの動物。
■国指定天然記念物の「セマルハコガメ」「キシノウエトカゲ」「カラスバト」「リュウキュウキンバト」「オカヤドカリ」「ジュゴン」などの動物。
■沖縄県指定天然記念物の「コノハチョウ」「アサヒナキマダラセセリ」「ヨナグニサン」などの動物で、これら以外にも沢山の種類がレッドデータブック（絶滅のおそれのある野生生物の情報をまとめたもの）に載っています。
西表の島を訪れる際には、野生の動物・植物にストレスを与えないように、気をつけて観察して下さい。エコツアーなどに参加すると、ガイドから島内の動物・植物について、詳しく説明を聞くことができます。
■貴重な動物が多い島の全景地図。
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※方位的には上が北になります。 |
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