西表島 仲間川
■仲間川は島で2番目に大きい川。
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仲間川は御座岳に端を発する、西表島では浦内川に次いで2番目に大きな川(全長17.5km)で、最大川幅は約200mあります。
仲間川の上流には、亜熱帯常緑広葉樹林や国指定天然記念物・ウブンドルのヤエヤマヤシ群落を見ることができます。仲間川の河口から中流にかけての河岸には、日本最大規模のマングローブ林(約105ha)が広がっており、遊覧船やカヌーに乗ると間近で見ることもできます。
仲間川流域は、貴重な動植物の宝庫になっているため、西表島森林生態系保護地域の保存地区、かつ国指定天然記念物・仲間川保護区域に指定され。仲間川の上流船着場には、推定樹齢400年と言われる根が板状に発達した日本最大のサキシマスオウノキもあり観光名所の一つになっています。
遊歩道沿いには意外と知られていない仲間川展望台があり、ジャングルの中を蛇行して流れる仲間川とマングローブ林の雄大な景色を一望することができます。
仲間川は西表の島の他の川と同様に高低差が小さいため、潮の干満の影響を受けやすく、干潮時は河口域に広大な干潟が出現します。仲間川は、西表島の東の玄関口である大原港(石垣島から高速船で35分)の北側に位置し、河口には仲間橋が架かっています。
仲間川の河口北側には、先史時代後期の仲間第一貝塚と仲間第二貝塚があり、沖縄県の史跡に指定されています。
仲間川の遊覧は、西表島の代表的観光コースの一つであり、毎年大勢の観光客が訪れます。
■仲間川が確認できる島の全景地図。
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※方位的には上が北になります。 |
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