【yoneちゃんプロフィール】
1980年兵庫県生まれ。
家族旅行はいつも山登りな家庭に育つ。
鳥取で過ごした大学時代は、農学部で人と自然環境との持続的共生について学びつつ、山と海と砂丘をフィールドに大学生活を超満喫。
アジアで一人旅の醍醐味を覚えたのもこの頃。

卒業後、大阪でイベント企画制作会社に就職。
周りから自然は陰を潜め、超仕事人間的生活を送りながら毎日奮闘中！！

一見活発そうで、実はめんどくさがりで人見知り。
｢我が｣｢まま｣な典型的O型人間。

西表島 旅日記｜yuneちゃんの西表島一人旅日記｜yuneちゃんプロヒール/プロローグ/第３章

≫第３章 西表島旅日記　（番外編)小さな喜び 夜、晩御飯を食べようと外にでたら真っ暗・・・。 街灯がない、暗い、とブツブツ思った自分の気持ちが寂しい。昔はこういうところで街灯があるとがっかりしたものだったのに。怖かったけど、夜道を傘をふりまわしながら歩いてみた。 たった一匹　地面にはいつくばる蛍を発見。 テケテケ走るカニも3匹。 気づかなければ靴の下。 辿り着いた寿司屋で食べた、イヌワタリの新芽の巻き寿司に感激。 最後2日は晴天で、瞬く星も少し。雲に沈む太陽も。 帰る直前、無人販売所でギリギリ食べれたパイナップル。 気づけばどれもこれも、 すべてはのぶずツアーでの話がきっかけで、目に留まったことばかり。 なければ、喜びも気づきもなく通りすぎてしまったかもしれない。 のぶさんにガイドしてもらった2日間は、その2日間に留まらず西表島での時間すべてにつながっている。 のぶずツアーは、イリオモテをダイレクトに心に届け、そして、それを感じとる基盤までをつくりあげてくれた最高のツアーでした。 だいたいイベント本番の翌々日から休めなんて嫌がらせですよ・・・ どうするんですか、この山のような仕事。 もー無理。あとは任せた。なんかあったらケータイへ！ 涙目で仕事をまとめて、飛び出した大阪。 空港でやっとガイドブックが買えた。 飛行機の離着陸のような状態が永遠と続く船内でまでガイドブックを睨みつけ、とうとう、たどりついた西表島。 ふとケータイをみたら「圏外」。 ま、まさか。はははは・・・ごめん、みんな。 さよなら、仕事。あんたとは、西表島にいる間は絶縁だー！

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